箱根( Hakone )
4月の終わりごろから、大涌谷の周辺で『火山性地震』が、増加していました。
この地域を震源とする地震が観測されはじめ、5月のゴールデンウィーク明けに、
噴火警戒レベルは”1”から”2”に引き上げられ、緊張状態が続きました。
そのため、テレビのニュースでは”箱根”の観光地の閑散とした状況が、毎日ように
伝えられていました。
混雑が大嫌いな私には、この閑散とした状況が絶好のチャンスでした。
このニュースが減ってきた5月のある日、”1泊2日の放浪に出る!”と旅立ちました。
そう、いつも通りの”思い付き、弾丸ツアー”です! 計画性がないやつです・・・
ざっくりとしたスケジュールは、
新宿駅
→ 箱根湯本駅
→ 箱根町港
→ 桃源台港
→ 強羅駅(泊)
→ 箱根湯本駅
→ 新宿駅
です。 結構忙しいのかも!
箱根湯本駅 周辺
箱根に行くのは、初めてです。
正確には、箱根・箱根湯本を通過したことはあるのですが、観光をしたことは
ありませんでした。 私は、温泉も苦手なので、行く用事がなかったのです。
なので、今回は初めてのロマンスカーの乗車です。
どうせ乗車するなら、先頭の席に座りたい! が、当日のチケット購入です。
先頭は無理でした。 2席目に乗車しました。 頑張れば、思いっきり前が見えます。
箱根湯本駅に着き、街に出るとテレビで見たように閑散としておりました。
土産物店も空いています。ある程度の人がいないと、寂しいものですね・・・
湯葉丼 直吉
昼食は、ロマンスカーの中で見た雑誌を参考にして、”湯葉”に決定です。
中でも、この”湯葉丼 直吉”は、湯葉で有名な一軒らしので、行ってみました。
事前情報では、行列を作るそうですが、昨今の噴火警戒レベル上昇の影響でしょう
か、待たずに座れました。
肝心の湯葉丼の写真を撮り忘れました・・・
熱々の”湯葉丼”は、上品な味付けで美味しく頂けました!
◆とろろご飯定食(とろろ、御飯、湯葉刺し、みそ汁、小鉢)
◆お子様ハッピーミール (錦糸玉子、そぼろご飯、ドリンク、デザート)
湯葉丼 直吉
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
電話 : 0460-85-5148
時間 : 11:00 ~ 19:00
定休 : 火曜日
川遊び
”湯葉丼 直吉”の裏に、早川が流れていたので、食後に川遊びをしました。
流れが速く、水深もそこそこあるめ、川遊びと言っても水に浸かることはできませ
ん。動きの速い魚を見ながら、潺を楽しみました。
芦ノ湖
箱根湯本からバスに揺られて、箱根町港へ。
ここから、桃源台港に向かいますが、”海賊船”に乗ります。
乗船するのは初めてでしたが、眺めも良く快適でした。
船は、細かいとこまで”海賊船”を演出しており、乗船していた外国人は喜んで
シャッターを切っていました。
船は、約35分で桃源台港に到着します。
箱根強羅温泉 季の湯 雪月花
海賊船が、桃源台港に着いた後は、強羅まではロープウェイ・ケーブルカーで
向かいます。
しかし、ロープウェイの一部区間”桃源台駅 ⇔ 姥子駅”が、火山性地震の影響で運転
が止められており、振替輸送のバスでの移動になりました。
乗客は、外国人ばかりですねぇ。
バスから、外を眺めていると、水蒸気が登っているところがありました。
これを見ると、ちょと”ヤバい時に来ちゃったかなぁ~”と、少しドキドキしました。
その後は、ロープウェイ・ケーブルカーに乗り継ぎ、目的の強羅駅に到着しまし
た。宿泊先の”箱根強羅温泉 季の湯 雪月花”は、強羅駅から徒歩数分です。
おー、立派な宿だ! エントランスまでの道も、風情があっていいです。
この宿は、閑散とした街とは異なり、チェックインにも時間を要しました。
客室には、露天風呂が付いています! 遠くに山も見えて、眺めも良い!
個室で頂く、食事が ちょ~豪華でした!!
しゃぶしゃぶも付きます!
お好みの寿司も付きます!
で、油断をしていたら、かなり大きな音とともに地震です!
これが、火山性地震ですね・・・ ちょっと怖いかも。(汗
このほか、無料の貸し切り風呂が3つあり、のんびりとできました。
ちょっと、ユニークな風呂でしたけどね。。。
アイスキャンディーのサービスもアリ、至れり尽くせりでした。
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300−34
電話 : 0460-86-1333
箱根登山鉄道
のんびりとした時間にチェックアウトを行い、家路につきます。
箱根登山鉄道に揺られて、箱根湯本駅まで戻ります。
緑の中の急勾配を”スイッチバック”を繰り返しながら、約35分の旅です。
箱根湯本駅に着くと、レトロ感あるロマンスカーが停車していました。
まだ、走っていたのですね! 驚きです。 もう、30歳を超えているのでは?
まとめ
毎度の弾丸ツアーでしたが、思っていたより充実した中身になったと思います。
箱根の自然の振れ、美味しい食事を頂き、温泉に浸かる! 良かったです。
東京からも近くのんびりできるので、また訪問をしたいと思います。
今回は、火山性地震の発生する微妙な時期に出かけました。
宿の食事の際に聞いた、あの轟音・揺れにビクビクするのも相当なストレスだと
思います。 早く落ち着き、平静を取り戻すことをお祈りします。